当ページでは、良く言われる閑話(むだばなし、雑談)ではなく、
私自身がお寺の住職の一人として、日頃感じたこと、見たもの等…について
感話(感じたままをお話し)させて頂こうと思っております。
ご感想などございましたら、お気軽にお聞かせ頂ければ幸いです。
合掌  南无阿弥陀佛

 
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順照寺本堂水盤
学び

法事とは4  10月7日

 

本来佛法・お経を聞くことに法事の意味があります。
法事とは佛法事と始めに述べました。ここでいう佛法はだれのためにあるのか、まさしくこの私自身のためにあるのです。佛法すなわち阿弥陀如来さまのみ教えを聞くことにこそ法事の意味があるのです。また、このような阿弥陀如来さまとのご縁を作って下さったのは今は亡き故人です。
つまり、私たちは、法事を営むことによって、個人の霊を慰めることではなく、故人から逆に何かを学ばなければならないということであります。これを浄土真宗では他力回向といいます。ご先祖さまのお墓参りなども、このような心でお参りしたいものであります。法事とはもったいない(滅多にない)・有り難い(有る事が難しい)ご縁であります。
合掌 南无阿弥陀佛
 

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